「ヘイフラワーとキルトシュー」

ムーミンの国フィンランドの作品で兎に角カラフルな映像がフィンランドの自然とマッチしていて絵本がそのまま実写化になった感じ。それにヘイフラワーとキルトシューの姉妹がとにかく可愛い、仕草、服装、髪型、全てが可愛く癒されます。物語の設定、内容はぶっ飛んでます。お姉ちゃんがキレると怖いがこれまた可愛い(笑  この映像で是非とも癒されて下さい。

「アメリ」

濃淡の濃い映像がアメリのファッション、劇中インテリアに凄くマッチしていて一つの絵画を観てるみたいな気分にしてくれます。物語は不器用な女の子のラブストーリーなんですがオイラには女心なんて解らないがこの映像美を観るだけでもこの作品には価値があると思います。

「さびしんぼう」

大林信彦監督作品の尾道3部作の三本目の作品。尾道3部作は大好きな作品でどの作品も尾道の町がとても綺麗に情緒的に描かれています。この作品が好きすぎて尾道によく旅行にも行って映画のロケ地巡りをしてしまうぐらいです(笑

兎に角、作品全体を通して映し出される尾道の町の美しさを観て下さい。

「シザーハンズ」

ティムバートン&ジョニーデップの初タッグ作品。ティムバートン監督作品はどこか切なくホラーでサイコビリーな感じが漂ってくる。曲がりくねった造形美、ファンタジーな世界観だけど何処かおどろおどろしい感じがなんとも言いがたい。当初ジョニーデップの役はトムクルーズが出演する予定だったらしいが本作がハッピーエンドで無いことを理由に監督ともめて降板されたらしい。ティムバートン&ジョニーデップのコンビでの作品はこの他にも幾つかあるが美的センスはどれも良く何処かサイコな感じもGOOD。

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」

ティムバートン原案、原作のストップモーションアニメ。

主人公のジャックとサリーがさながら個性のある人間の様に思えるぐらいなリアルな存在感を醸し出している。

ティムバートンらしいホラー色満載のファンタジーさが物語をより一層独特な世界観を作り妖しげな雰囲気で覆われている。物語には多数のキャラが登場してるがどれも個性的でまさにナイトメアー(悪夢)の世界。

「リトルダンサー」

「僕がバレーダンサーを夢見て何がいけないの」劇場公開時のキャッチコピーである。1984年イギリス北部の炭鉱町で当時女性の為のものとされていたバレーに目覚めプロのバレーダンサーを目指していく少年の過程を描いた映画。寂れた炭鉱街、男くさいボクシングジムと初めて見るバレーの優雅さの対比が普段観る事の無いバレーに惹かれて行く様子がとても綺麗に描かれてると思う。ジャムやT-REXの曲が使われていたりイギリスぽさが所々に出てたりするのも面白い。アダムクーパーって言う世界的バレーダンサーが出演したことでも話題に。

「レオン」

リュックベッソン監督作品でキャッチコピーは「凶暴な純愛」

初期の監督作品「二キータ」に通じる作風、殺し屋トニー、麻薬密売組織に家族を皆殺しにされた少女マチルダの孤独感、凶暴さ、大人と少女の愛等劇場公開当時タブー視されカットされていたシーンも完全版では追加されているので観るなら完全版が断然お勧め。ラストシーンからエンドロールにかけて流れるスティングの「シェープオブマイハート」も印象深い。

「太陽と月に背いて」

詩人アルチュール・ランボーと同じく詩人ポール・ヴェルレーヌのお話し。

1871年のパリでの二人の出会いから別れを描いた作品。二人の天才詩人の対比が解りやすく少年と青年の狭間の儚く脆く残酷で美しいランボー役にははまり役のディカプリオ。

ヴェルレーヌ役もデェビィト・シューリスがいかにもな感じで壊れていきます。

中原中也の詩とランボーの詩が読みたくなる独特な世界観。

「ロミオ&ジュリエット」

言わずも知れたウィリアム・シェイクスピア原作の戯曲の現代版。

設定もブラジルのマフィア同士の抗争を土台にしてたりして観易さと取っつき易さが同原作のいくつもある作品の中では面白いかも。1968年オリビア・ハッセー出演作品も原作に忠実な世界観も美しく捨てがたいがこの作品の色彩の綺麗さはもはや圧巻ですらある。冒頭の出会いのシーンから衣装、小道具、照明が見事。主演の二人の子供と大人の狭間の儚い美しさが花を添えてる。

「オズ」  

「オズの魔法使い」の物語の続編?

オズの国から戻ったドロシーの話し

製作総指揮にゲイリー・カーツこれだけでこの作品は見る価値ありです彼の指揮の元に「ダーク・クリスタル」の造形、美術スタッフが多数参加し新しいオズの国の世界観を映像に移らないところにまで手をかけ造り込んだらしい。彼の作品はルーカスフィルム以外では興行的には余り良く無く映画の世界からは引退してしまった様だが彼の携わった作品はどれも素晴らしいので全てお勧め。

「パコと魔法の絵本」

何よりこの原作舞台がいいです。

映像も物語で出てくる絵本の様な世界観を再現していてカラフルでとても綺麗です。

POPでファンタジーで感動的なストーリーとこれだけでも充分なのに出演者達も豪華なのに注意して観ないと誰だか解らない位この物語の世界観に染まっています。何よりパコ役のアヤカ・ウィルソンが滅茶苦茶に可愛いです。木村カエラの主題歌もこの映画にあっててPVもいい感じ。

 

「ビック・フィシュ」

「ピアノレッスン」

「愛と悲しみの果て」