「スターウォーズ」

遠い昔はるか彼方の銀河系で・・。

このタイトルロールから始まる壮大なる銀河系の一大スぺクタルサーガ。全9作で構想されており2014年現在6作まで公開されている。製作順は4~6話が先に製作され1~3話が後に製作公開され最後に7~9話が製作公開されると言う少し変則的な進み方、一番最初に製作された4話に若干の古さが感じられるものの公開されて37年経った今でも色あせる事が全く無いのは凄いの一言。 シリーズ一気観をおススメ。

「ダーククリスタル」

「不思議な映像世界へようこそ!世界初の映像革命〈ロボトロニクス〉3つの太陽が一つになる時・・・クリスタルに奇跡が起きる」映画公開時のキャッチコピーである。人間の俳優が一人も登場しない正に不思議な世界。この映画公開当時には未だCGの技術が開拓されてない時代にこの世界観は圧巻である。後のRPGゲーム等の世界観やストーリーにかなりの影響を与えたのは疑い様が無い事実である。 不思議な映像世界をのぞいてみて下さい。

「ブレードランナー」

リドリースコット監督作品。サイバーパンクSFの元祖としてカルト的な作品であるが公開当時よりも公開終了後から人気が出始める。公開当時のキャッチコピーは「2020年レプリカント軍団人類に宣戦布告」って感じでB級臭さぷんぷん(笑

近未来が文明は進んでいるが何処か暗く混沌とし衰退している様が何故かリアルに見えたのが不思議な感じだった。時が経つと評価される典型的なパターンの作品で今ではアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されている。公開時、客席には数えれる位の客しか居なかったのを凄く覚えてる・・。

「バンデットQ」

テリーギリアム監督作品、ギリシャ神話を駆け巡る時空冒険ファンタジー。ギリアム監督作品では「未来世紀ブラジル」などが有名だが上記2本の作品と「バロン」の3作で「ぶざまなほど統制された人間社会の狂気と手段を選ばずそこから逃げ出したいと言う欲求」の三部作と言っている

日本公開時はファンタジー色の強い作品の様な紹介の仕方だったが実際に観に行くと何とも言えないダークな感じが漂っていて後の2本の作品の第一弾に位置するのが良く解る。

「ロードオブザリング」

第76回アカデミー作品賞

J.R.R.トールキン原作の「指輪物語」を映画化、この小説を小学生の時、図書館で借りて読んだ時の頭で描いていたイメージのままの映像でした挿絵に書かれてた物語の雰囲気そのままであのスケール感を見事に再現してくれたと思う。小学生の頃のワクワクドキドキが大人になってもう一度体験出来たのは感動でした。

この作品も長いが一気観で楽しみましょう。

「フラッシュゴードン」

B級映画の最高傑作(笑

物語は惑星モンゴの悪の皇帝ミンにフラッシュが立ち向かい地球を救う物語でアメコミのド定番的な物語。アメリカの新聞連載漫画では凄く人気がありスペースオペラの代表作と言っていいと思う。ジョージルーカスが映画化を念願していたが映画化権が手に入らずにスターウォーズを製作したのは有名な話らしい。この1980年版はスペースオペラらしく音楽はクィーンが担当物語に凄くマッチしている。

「メトロポリス」

1927年のSF映画。「月世界旅行」が初のSF映画と呼ばれているがこの作品は「今のSF映画の原点であり頂点」と称される作品。物語は未来都市の資本主義と共産主義の対立を軸に展開されていく。オリジナル版は前編、後編共に3時間半ずつの超長編作品でアメリカのパラマウントが104分の上映時間に再編集してしまい後の第二次大戦後にオリジナルのフィルムは世界各国に散らばり現存するかも不明のまま。新たに発見されたフィルムで後に123分、150分のニューバージョンが存在する。アンドロイドマリアは世界一美しいアンドロイドとしても有名で様々な作品でオマージュされている。

「トロン」

世界初のコンピューターグラフィックを用いたSF映画。コンピューターの内部世界を美麗な映像とプログラムの擬人化と言う新たな表現で作られた作品は斬新で革新的だった。アニメーターはティムバートンで彼の独創的な美的感覚が見て取られる作品に仕上がっているのも面白い。今日のCG作品の元祖的作品でライトサイクル、タンク

ソーラー帆船など後の作品に多大なる影響を与えている。トロンレガシーなる似て非なる続編が公開されたが観るに値するのはこちらだけです(笑

「猿の惑星」

この作品はもはやSFの古典になるのかな?1968年の作品で今の若い人が観ると陳腐さは隠せないのかもしれないが当時はこの特殊メイクに驚いたのを覚えている。細かな所での原作との違いは在るもののストーリーもしっかりしていて今観ても充分面白い。後にCGを駆使した同じような作品が多数出てくるがこの作品のインパクトが強く中々この作品を超すようなものに出会っていないかな。

「サイレント・ランニング」

この作品は大阪毎日新聞梅田名画座で中学生の時に観たのをすごく覚えてる。劇場にほぼ人は入っておらず物語がSFチックにドンパチと派手な作品かと思っていたので少々退屈な印象の始まりだったのを記憶している。観終わった後の満足感からもう一度冒頭シーンを観たくなり一日に二回この作品を鑑賞した。「スタートレック」や「宇宙空母ギャラクティカ」等はこの作品へのオマージュシーンが幾度となく登場する。

「2001年宇宙の旅」